2020.02.28
新型コロナウイルス感染症についての注意喚起
新型コロナウイルスについてより詳しくお知りになりたい方は、こちらのQ&A(厚生労働省HP)をご覧ください。 コロナウイルスとは? これまでに、人に感染する「コロナウイルス」は、7種類見つかっており、その中の一つが、 昨年12月以降に問題となっている、いわゆる「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」です。 このうち、4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)を占め、多くは軽症です。 残りの2種類のウイルスは、2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や、 2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。 コロナウイルスはあらゆる動物に感染しますが、種類の違う他の動物に感染することは稀(まれ)です。 また、アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことが知られています。 詳しくは、国立感染症研究所「コロナウイルスとは」をご覧ください。 どうやって感染するの?
現時点では、飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。 (1)飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳(せき)、つば など)と一緒にウイルスが放出され、 他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。 ※感染を注意すべき場面:屋内などで、お互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごすとき。
(2)接触感染 感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、自らの手で周りの物に触れると感染者のウイルスが付きます。 未感染者がその部分に接触すると感染者のウイルスが未感染者の手に付着し、感染者に直接接触しなくても感染します。 ※感染場所の例:電車やバスのつり革、ドアノブ、エスカレーターの手すり、スイッチなど。 新型コロナウイルス感染症については、 国内の複数地域で感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、 一部地域には小規模の患者集団、いわゆる患者クラスターの発生が把握されています。 今が正に、感染の流行を早期に終息させるために極めて重要な時期となります。 一般的な感染症対策として、お一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施や健康管理がとても重要となります。 感染症対策に努めていただくようお願いいたします。