2023.04.29

コロナで「家賃は下がると思う」、大きく低下。

「新型コロナウイルスによる意識変化調査」を行った。
調査は2023年3月16日から29日にインターネットで実施。全国3,151名より回答を得た。
それによると、「コロナの収束には数年かかると思う」という回答は85.3%(1回目調査・2020年6月)から70.0%(2023年3月)へと低下し、同調査開始以来、最小値となった。
しかし依然高い水準となっている。

「家賃は下がると思う」「不動産価格は下がると思う」という回答は、それぞれ55.2%から23.0%、69.5%から36.1%へと大きく低下している。

コロナをきっかけとした引越し意向としては、全体的に2022年9月の結果と比べて上昇傾向を示した。
特に「2拠点居住」(10.8%)、「地方への引越し」(11.6%)、「郊外への引越し」(11.2%)については、調査開始時から最大値を記録している。

住まいへの意識をみると、持ち家居住者は「広い家に住みたい」が23.5%(2022年9月)から23.2%(2023年3月)と同程度、「戸建てが良いと思う」は55.6%(9月)から52.3%(3月)と低下した。
一方、賃貸居住者は「広い家に住みたい」が33.2%(9月)から32.0%(3月)とやや低下し、「戸建てが良いと思う」は30.1%(9月)から36.9%(3月)と上昇している。
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